NBAを語る部屋
NBAを語る部屋、第7回目はオクラホマシティー・サンダーでベテランのような安定感をもつオールラウンダーのオーストラリア出身選手のジョシュ・ギディーを紹介しました。
今回はインディアナ・ペイサーズに所属し、高い身体能力からくり出す豪快なスラムダンクを武器に戦う注目選手を紹介します。
『オビ・トッピン』
それではいきましょう!!
オビ・トッピン
トッピンはアメリカのニューヨークで生まれ、高校時代は転校を重ねたのち、最終的にオシニング高校を卒業し、デイトン大学へ進学。大学時代は身体能力を生かし、インサイド中心の安定した得点能力でカールマローン賞を受賞。さらに2020年の年間MVPも獲得。
高校や大学時代に活躍している選手の多くはNBAへアーリーエントリーを行っていますが、トッピンはそのまま在籍を続け、2020年のドラフトにて全体第8位でニューヨーク・ニックスに指名されました。
ニューヨーク出身のトッピンがニックスに選ばれたのは楽しみな流れでした。しかし、ジュリアス・ランドルというニックスのエースとポジションがかぶっていることで、出場時間や起用方法については懸念がありました。
ルーキー時代は少ない出場時間ながらも、優秀なロールプレイヤーとして活躍し、速攻からの豪快なダンクで試合を盛り上げてくれました。さらに2021-2022シーズンのスラムダンクコンテストでは、高難度の技を安定して成功させ、見事優勝を果たしました。
名実ともにNBAでも屈指のスラムダンカ―として成長を続けていく中でしたが、チームの状況などによりトレードが決まり、、今シーズンからはインディアナ・ペイサーズでプレイすることになりました。
ペイサーズにはNBAでの屈指のパサーであるハリバートンがいるので、このコンビでのアリウープが何度も観れることでしょう。
個人的には、トッピンにとってはニックスよりも活躍の場が増えると思っているので、この移籍はプラスだったと思います。チームとしても個人としても今後の活躍に期待ですね。
プロフィールやプレイスタイル
トッピンの魅力は、やはり豪快なスラムダンクです。特にジャンプ中に自身の股下にボールを通してダンクする姿はトッピンを象徴するダンクになっています。試合中にいとも簡単にスラムダンクコンテストで行うようなダンクを連発できるのは凄いです。
トッピンはその目立ちすぎるダンクに注目が集まりますが、リムアタックからのインサイドまわりのフィニッシュ能力も高い選手です。ミドルレンジのシュートも打て、3Pについても成功率はそこまで高くはありませんが、まだまだ伸びしろを感じます。
ポジション的にはインサイド中心のPFですが、速攻で先頭を走る機動力もあり、チームの活性化に必要な選手です。このまま、アウトサイドの能力や、ガード陣へのディフェンス能力のレベルを上げていけば、どのチームでも完璧にフィットできる安定した選手になれると思います。
さらに性格的にもかなり明るくポジティブな選手で、ファンを大事にする姿やクリニックを開催している部分などの、プライベートの姿も好印象です。
このオビトッピンという選手の、今後の成長を楽しみに見ていきましょう。
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過去に紹介した選手
【過去に紹介した選手たち】
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