NBAを語る部屋
NBAを語る部屋、第2回目の前回は自分の大好きな選手で、NBAで一番熱い男と思っているジミー・バトラーを紹介しました。
今回は、ミネソタ・ティンバーウルブスに所属し、若きエースとして昨シーズンから飛躍的に進化し始めた、活躍中の選手を紹介いたします。
『アンソニー・エドワーズ』
それではいきましょう!!
アンソニー・エドワーズ
2020年のドラフトで、ミネソタ・ティンバーウルブスに1位指名を受けてNBAの世界へきたエドワーズ。通称アントマンと呼ばれている彼は、とにかく身体能力に恵まれた才能溢れる選手です。
高校時代から数々の受賞や選抜選手にも選ばれていて、大学進学時にも5つ星選手として多くの大学からオファーを受けていた超エリート。大学は自身の憧れの選手であるドウェイン・ウェイドや、ビクター・オラディポを指導していたヘッドコーチがいるジョージア大学を選ぶ。そして大学2年目にアーリーエントリーをし、NBAにデビューした。
彼は今シーズンでまだ3年目の選手だが、チームのエースとしてもワールドカップのアメリカ代表としても大活躍している。プレイスタイルなどは後述するが、あのバスケの神様『マイケル・ジョーダン』を彷彿させてくれるようなプレイも多く、個人的には将来のNBAの殿堂入り選手になると思っている。
ルーキー時代から比べると、ベテランのような落ち着きで試合を支配する試合も多く、精神的な成長がひと際目立ってきている。そんな成長に伴い簡単なミスも減り、もともとは身体能力に任せた粗削りなオフェンスが中心の選手だったが、昨シーズンからはディフェンスでも能力を発揮し、エースストッパーとしても活躍している。
アスリート能力がNBA内でもトップレベルで、高い次元でどんなプレイも可能なオールラウンダーとして成長を続けている選手。
プロフィールやプレイスタイル
エドワーズのプレイスタイルは、年々進化を続けています。ルーキー時代は外からのシュートよりは、持ち前の身体能力を生かしてのドライブからの強烈なダンクや、アクロバティックなレイアップなどが中心でした。まぁ、これだけでもハイライトとして扱われることの多い極上のプレイばかりですが(笑)
2年目に入ると、エースガードであったディアンジェロ・ラッセルの移籍により、センターのカール・アンソニー・タウンズとともにエースの役割を担ってきました。さらに、ディフェンスでも相手のエースをマークする事も増え、攻守ともにチームの大黒柱に成長を遂げていきました。
さらに当初からのアグレッシブなゴールへ向かうオフェンスに加え、アウトサイドからのシュートの成功率も上がっていき、それにより相手からしたら非常に止めにくく厄介な選手となりました。
3年目の今シーズンは、ワールドカップのアメリカ代表でもオフェンスの中心選手としても経験を積み、過去のプレイオフでの経験も合わせて精神的に成長し、プレイでも安定感が増しています。
プレイを見ていても、今まで以上に滑らかなボディコントロールからの柔らかいシュートタッチは、本当にマイケル・ジョーダンのプレイを思い出させてくれます。誰も止められない選手の域にすでに達しているのではないかと思っています。
すでにバスケ選手として完成されたような選手ですが、まだまだ若く、これからの選手でもあるので、今後どこまで成長していくかが楽しみでしかありません。
将来の殿堂入り選手を、今のうちからぜひ注目しておいてください。
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