NBAを語る部屋
NBAを語る部屋、第9回目はブルックリン・ネッツに所属している、全ての能力がオールスター級で独特のセレブレーションポーズも大人気のミケル・ブリッジズを紹介しました。
今回はそのミケルの所属しているブルックリン・ネッツで、日本の横須賀出身のスコアラーとして才能を存分に発揮している選手を紹介します。
『キャム・トーマス』
それではいきましょう!!
キャム・トーマス
キャム・トーマスは横須賀生まれですが国籍はアメリカです。しかし、日本と縁があるだけで非常に嬉しいですね。
オークヒルアカデミー高校では、現オーランド・マジックに所属しているコール・アンソニーがチームメイトでした。今考えると、非常に魅力的なコンビですね。
大学はルイジアナ州立大学へ進学し、平均20得点を超える成績を残して2021年のドラフトにアーリーエントリー。現在所属しているブルックリン・ネッツから27位で指名を受けてNBAの世界へ。ちなみに24番の背番号を選んだのは、コービー・ブライアントが憧れの選手であるからとのエピソードがあります。
そしてルーキーシーズンは、サマーリーグで持ち前の得点能力を発揮し、平均27得点を記録してMVPを受賞。同チームには、同じポジションにカイリー・アービングというスーパースターがいたので出場時間があまりもらえませんでしたが、2年目のシーズンにそのカイリーが移籍したことで、大幅に出場時間が得られることになります。
なかでも圧巻だったのは、3試合連続で40得点以上を叩き上げ、NBAの歴史で『最年少での3試合連続40得点超え』という偉業を成し遂げた。その後も定期的に大爆発するオフェンスは健在で、スコアラーとしての能力を遺憾なく発揮している。
プロフィールやプレイスタイル
キャム・トーマスの魅力は、すでにお気づきかと思いますが、その圧倒的なスコアリング能力です。
特に3Pやミドルレンジからのアウトサイドシュートが最大の武器となっています。190㎝というNBAでは小柄な体格で、ディフェンスやリバウンドは苦手、アシストも特段上手いというわけではありませんが、とにかく点を獲りまくります(笑)
アウトサイドシュートを警戒したディフェンスに対してのドライブも上手く、ファールをもらう技術にも長けています。なんでも器用にこなしていく近代的なプレイヤーでなく、あえてスコアリングに特化したオフェンシブマシーンの姿が非常にカッコいいです。
チームのエースとしてミケル・ブリッジズがいますが、オフェンス面での負担を軽減するための相方としては最高ですね。まだ粗削りなところはありますが、一度リズムに乗ると一気に大爆発する魅力はたまりません。今後も最大の武器であるオフェンスにさらなる磨きをかけて、得点王を狙って欲しいところですね。
日本人選手の渡邊雄太選手がネッツに在籍していた際にはチームメイトとしてもプレイしていましたし、日本ともなにかと縁のあるキャム・トーマス。今後の活躍に期待しましょう。
スーパープレイのハイライト
過去に紹介した選手
【過去に紹介した選手たち】
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