NBAを語る部屋
NBAを語る部屋、第12回目はユタ・ジャズ所属で、フィンランドのバスケ界を代表する英雄で、オールスターにも選出された高身長オールラウンダーのラウリ・マルカネンを紹介しました。
今回はメンフィス・グリズリーズに所属する、最優秀守備選手&ブロック王としてディフェンスに定評のある選手を紹介いたします。
『ジャレン・ジャクソンJR.』
それではいきましょう!!
ジャレン・ジャクソンJr
ジャレン・ジャクソンJr(以後JJJ)は、元NBA選手でサンアントニオ・スパーズでチャンピオンリングを獲得した父親を持つ。
JJJはパーク・テュダー高校卒業後、ミシガン州立大へ進み全米でも有名な選手へ成長していきました。マクドナルド・オール・アメリカンや、NCAAでもビッグ10の様々なクラスに選出され、徐々に知名度を上げる。
そして2018年のドラフトにて、メンフィス・グリズリーズから4位指名を受ける。その年はOF、DFともに安定した実力を発揮し、オールルーキーチームのファーストチームに選出される活躍。
翌年は左膝の半月板断裂という重傷を負い戦線離脱する期間があったが、それでも平均得点はチーム2位、さらに3Pの成功率はインサイドプレイヤーとしては非常に高い、39.4%という記録を残す。
JJJはその後もさらなる成長を続け、特にディフェンス面での活躍が輝いており2022、2023年と2年連続でブロック王の称号を得て、オールディフェンシブファーストチームにも2年連続で選出。
さらにNBAでも最高のディフェンダーに与えられる、最優秀守備選手賞も受賞。オールスターにも選出され、ワールドカップのアメリカ代表の中心選手としても活躍をしています。
数々の経験や受賞を経て、今後もNBAやアメリカ代表の顔として活躍が期待されます。
プロフィールやプレイスタイル
JJJの魅力は前述していますが、最優秀守備選手や2度のブロック王などからも分かるように『最高のディフェンス力』です。
基本的にはゴール付近を守るリムプロテクターとして待機しています。その長い腕や絶妙な距離とタイミングからのブロックは、相手からしたら脅威でしかありません。ブロックはただ高く飛べば良いというわけではなく、微妙な駆け引きが必要になってくる高等技術だと思っています。JJJは学生時代からこの能力を磨いていて、NBAでもさらに輝きを増しているイメージがあります。
さらにJJJはディフェンスだけではなく、オフェンスでも成長を続けています。インサイドでのプレイはもちろん、3Pやミドルシュートも高確率で決めることができます。そのおかげで自分のマークマンであるインサイドプレイヤーをゴール下から引っ張り出す引力を持っているため、間接的にチームメイト達のドライブを助ける働きを行っています。
JJJは攻守ともにチームの大黒柱として活躍するポジションレスな現代版センターです。今後もNBAでもアメリカ代表としても活躍を続ける主力選手として大注目です。
スーパープレイのハイライト
過去に紹介した選手
【過去に紹介した選手たち】
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