NBAを語る部屋
NBAを語る部屋、第11回目はユタ・ジャズに所属していて、フィリピン代表のキャプテンでもあり、圧倒的な爆発力を持つスコアラーとして大人気選手のジョーダン・クラークソンを紹介しました。
今回はクラークソンとともにジャズを支えている、フィンランド代表の高身長オールラウンダーの選手を紹介いたします。
『ラウリ・マルカネン』
それではいきましょう!!
ラウリ・マルカネン
マルカネンはフィンランドのプロバスケ選手の両親から生まれた、バスケ界のサラブレット遺伝子を持っています。
NBAを目指すために渡米をし、アリゾナ大学のバスケチームに所属。オールアメリカンチームの3rdチーム、Pac-12カンファレンス内のオール1stチームと、大学1年生の1stチームなどに選出されました。
そして2017年のドラフトにて、ミネソタ・ティンバーウルブスの7位指名を受けたのち、シカゴ・ブルズにトレードされてNBAの世界に足を踏み入れました。
ルーキーシーズンは開幕戦からスタメン出場し、17ポイント、8リバウンドというデビューを飾り、シーズンを通して、恵まれた身体と抜群のバスケセンスを武器に安定した活躍を見せてくれる。その活躍が評価され、オールルーキーファーストチームにも選出された。
その後トレードにてクリーブランド・キャバリアーズ、現在所属するユタ・ジャズへ移籍することとなった。どのチームでもオールラウンダーの能力を生かしてエースとして活躍し、2023年にはオールスターにも選出され、さらにスターターとしても活躍した。そして同年、MIP(最成長選手賞)も受賞し、今もなお成長を続けている。
NBAだけではなく、フィンランド代表としても活躍を続けていて2023ワールドカップでは、日本代表とも対戦して活躍していたので、覚えている方も多いのではないだろうか。2017年から2021年までフィンランドの最優秀選手賞も受賞している、フィンランドのバスケ界では英雄的な選手として人気を集めている。
プロフィールやプレイスタイル
マルカネンの魅力は『高身長なオールラウンダー選手』の部分ですね。
身長は213㎝でパワーもあり、NBAの屈強なインサイド選手と張り合うことも十分可能な体格をしています。しかし、マルカネンはインサイドプレイだけでなく、アウトサイドからのシュートも得意です。高確率で3Pを決めることができ、1試合9本の3Pを決めたこともあります。
ディフェンスでもリバウンドやブロックなどのハードワークによりゴールを守ります。さらにスイッチによるガード陣へのディフェンスでも対応可能という、アスリート能力が非常に高い選手です。オールラウンダータイプの選手はNBAでも多いですが、この体格でここまでのオールラウンダーは極めて少ないです。
マルカネンはどのチームでもフィットするタイプですし、まだまだ成長著しい選手なので、今後もさらなる成長とともに、NBAでも世界においても歴史に名を刻んでいく選手となるでしょう。
前回紹介したジョーダン・クラークソンとともに、NBAのチャンピオンリングを目指して頑張って欲しいですね。
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過去に紹介した選手
【過去に紹介した選手たち】
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